無職の私が色々やってみるブログ

外資系OLから無職に転身した私が何かいろいろやってみるブログ。

会社を退職したらやるべきこと〜健康保険・年金の手続き〜

会社を退職したら待望の無職ライフが待ち構えているわけなのですが、無職になるにあたって避けては通れぬ行政手続きがいくつかあります。

今回はその行政手続きについてざっくり説明していけたらと思います。



会社を退職しすぐ別の会社に転職する場合には考慮不要かもしれませんが、退職後すぐ再就職しない場合には下記の3点は必ず行わなくてはなりません。

1.健康保険の切り替え

2.年金の切り替え

3.失業保険/傷害手当の手続き


【1.健康保険の切り替え】

会社に勤めてる間は毎月一定の保険料が給与から差し引かれていたかと思います。会社勤務の場合は会社側が私たちに変わって健康保険を納めてくれていたのですが、無職になると保険料を自分で納めなくてはいけなくなります。

また少し複雑なのですが、無職時の健康保険の形態は下記の3つに大別されます。

①任意継続健康保険→会社勤務時の今まで入っていた健康保険に継続して加入する

国民健康保険→市町村の健康保険に加入する

③家族の健康保険に被扶養者として加入→学生時代に入ってたやつ。収入が低い場合等に適用あり


多くの人は①か②から選ぶことになるかと思いますが、どちらを選ぶかは個人の自由です。

基本的には任意継続の保険料と国民健康保険の保険料を比較して安い方に入るのがベターかと思いますが、前職の人事曰く、定期健康診断の質や高額医療制度の基準額が結構違うようなのでそれらを考慮して判断するのもアリかもしれません。

ちなみに私は両者の金額を比較したところ任意継続が国民健康保険の倍くらいの金額だったので国民健康保険の方に切り替えました。


(参考)全国健康保険協会

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat650/r313

 


【2.年金の切り替え】

健康保険と同様、無職になると年金も自分で支払わなくてはなりません。

ただし失業している人の場合かなりの確率で免除申請が通るようです(役所の人情報)

免除期間も年金支払い期間としては換算されるので、自分が受給する立場になったとき少しお得かと思います。


【3.失業保険or傷害手当の申請】

無職になると当然収入はなくなります。しかし先述したように保険料や年金の支払いは原則として発生します。

このような事態に対応するためかどうかは分かりませんが、無職の人間に対する手当金の制度が存在します。

またその人の健康状態によって貰えるお金の種類は2種類あります。

①失業保険

文字通り失業した人に対して約3月間支払われます。一定の算式によって給付金額を求めるようですが私はざっくり給与の2/3とイメージしてました(*貰ってた給与や勤続年数により異なります)

また給付には原則として3月程要するようですが、会社都合(いわゆるリストラ)であったり長時間労働による末の退職の場合は数週間で支払われるようです。

②傷病手当

うつ病等により働くことができない人に対して支給されます。こちらも一定の算式により算出されますがざっくり給与の2/3とイメージしてました。

実際の給付まで審査等の関係で3月程かかるようです。


また手当の性質上失業保険と傷病手当の併用はできません。